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セックス・ピストルズ、ブラーなどUKロック・ファン必見のアーバン/グラフィティ・アート展が開催!

ジェイミー・リード   2009/08/11 14:14掲載
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セックス・ピストルズ、ブラーなどUKロック・ファン必見のアーバン/グラフィティ・アート展が開催!
 1970年代ロンドン。未曽有の不況で失業者があふれ、社会へのアンチ・テーゼとして若者たちにより生まれたパンク・カルチャーは、ファッション、アートはもちろん社会に多大な影響を与えました。その象徴とも言えるパンク・ロックの代名詞、セックス・ピストルズのすべてのヴィジュアル・デザインを手掛けたのが、当時グラフィティスタイルの先駆者的存在だったジェイミー・リード。今ではアーバン・アート、グラフィティ・アートと呼ばれ新たなコンテンポラリー・アートとして高い評価を得ています。そんなジェイミー・リードら、UKのストリートから世界へと飛び出したロックでクールなアーティストたちによるグラフィティの展覧会が決定。8月14日(金)〜8月25日(火)、東京・渋谷Bunkamura Galleryで開催されます。

 ジェイミー・リードの作品としては、セックス・ピストルズがロック史に残した歴史的名盤『勝手にしやがれ!!』のジャケットや、シングル「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」に使用されたアートワーク(写真)など、ロック・ファンのマスターピースというべき作品を観ることができます。また、昨今欧米を中心に話題となっている、ロンドンやブリストルのストリート出身のアーティスト、バンクシーやニック・ウォーカーなどの作品を展示。ステンシルと呼ばれる型紙とスプレーを用いて、壁に反戦や政治的な風刺画を描いたのをはじまりとする彼らのアート。バンクシーはその作品が2003年、ブラーのアルバム『シンク・タンク』のジャケットに起用され、その認知度を上げていきました。

 時代の空気を敏感に察知し作品に反映させ、先鋭的サブカルチャーとして音楽と密接な関係を築き、ともに歩んできたUKのアーバン/グラフィティ・アート。世界初公開となる作品、シルクスクリーン作品など、約20アーティスト、約100点の作品を展覧販売します。日本ではなかなかお目にかかれない作品もあるとのこと。また、15日には、次世代のブライテスト・ホープとして注目を集めるアーティスト、EUROPEAN BOBがUKより来日、ライブペインティングを行なうので、こちらも注目を。


〈アーバン/グラフィティ・アート展〉
●会場:東京・渋谷Bunkamura Gallery
●会期:2009年8月14日(金)〜8月25日(火)
●営業時間:10:00〜19:30
●料金:入場無料
●問い合わせ:Bunkamura Gallery[TEL]03-3477-9174
●出品予定アーティスト
Banksy / Jamie Reid / Nick Walker / D*Face / Aiko / Mau Mau / A.M.P. / Blek Le Rat / Eelus / European Bob / Prole / Paul Insect / Rene gagnon / Sapce Invader / Static / Faile / Gee Vaucher / James cauty / L.E.T. / SPQR / Steve Powers 他

〈EUROPEAN BOB ライブペインティング〉
●会場:東京・渋谷Bunkamura Gallery
●日時:8月15日(土)15:00〜
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