ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)が通算4枚目となるスタジオ・アルバムを11月にリリースすることがついに決定しました。ノラのアルバムは世界的にチャート1位を獲得した前作
『ノット・トゥ・レイト』以来2年10ヵ月ぶり。この前作にともなう2007年のツアーを終了した後、ノラは2年間をかけて、ニュー・アルバムのために、ほとんどすべての曲を自ら書き上げました。
ノラは新作で彼女の音楽の新しい方向性を示しています。ジャクワイア・キング(ex.
トム・ウェイツ、
モデスト・マウス、
キングス・オブ・レオン)を新たにプロデューサーに起用するとともにミュージシャンも一新。そして
ライアン・アダムスやオッケルヴィル・リヴァーのウィル・シェフや
ジェシー・ハリス(ノラのデビュー曲「ドント・ノー・ホワイ」の作者)などと楽曲を共同制作し、さまざまなサウンドに挑戦しています。
ノラは新作について、こう語っています。
「今回のアルバムでは違ったことをしたかったわ。今までずっと同じミュージシャン達と演奏をしてきた。彼らとは今もいい友達で、いつかはまた再び演奏できることを楽しみにしているけど、今回は新しい人たちと演奏して新しいサウンドに挑戦するにはいい機会だったの。プロデューサーについては、いま自分がいる“居心地のいいところ”から私を連れ出して(新しいことに挑戦させて)くれる人であり、また自分が書き溜めた楽曲に合ったミュージシャンを見つけてくれる人を探していたのよ。ジャクワイアに連絡を取った理由は、自分の大好きなアルバムであるトム・ウェイツの『ミュール・ヴァリエーションズ』のエンジニアをしていたから。彼はとても私の話に乗ってくれたし、彼とはうまくやれそうな気がしたの。それは重要なことだったわ」
今作ではピアノでなく、ほとんどギターを弾いているノラ。新しい制作メンバーを迎えて、ノラがどのような新局面をみせてくれるのか大いに期待されます。また、1stアルバム以来となるジェシー・ハリスとの共同楽曲制作も楽しみなところです。作品のタイトルや発売日など、詳細が決まり次第、追ってお知らせしますのでお楽しみに!
(C)Getty Images Courtesy of EMI Records