先日、FUJI ROCK FESTIVAL'09に出演したばかりの
オアシス(OASIS)から、リーダーの
ノエル・ギャラガー(42)が脱退を表明しました。これにより、最新作
『ディグ・アウト・ユア・ソウル』のワールド・ツアー最終の地フランスでの公演は、すべてキャンセルとなりました。オアシスの解散宣言はされておらず、今後バンドをノエルなしで続けていくか否かは不明とのことです。
下記、公式サイトでのノエルからのコメントです。
「It's with some sadness and great relief to tell you that I quit Oasis tonight. People will write and say what they like, but I simply could not go on working with Liam a day longer. Apologies to all the people who bought tickets for the shows in Paris,Konstanz and Milan.」
(少し悲しいが、何よりほっとしてる。俺は今夜OASISをやめる。みんな言いたいように言い書きたいように書くだろうが、もうこれ以上リアムとはやっていけない。パリ、コンスタンツ、ミランのチケットを買ってくれたみんなには悪く思ってる。) この脱退宣言に至るまで、8月25日、
リアムが喉頭炎のため〈V ROCK FESTIVAL(地元イギリス最終公演)〉をキャンセル、8月28日、パリで行なわれた〈Rock en Seine〉で、直前になって「ギャラガー兄弟の喧嘩」のためにキャンセル、という経緯があり、8月28日に、ノエルがバンドから脱退するとのステイトメントが公式ホームページにて発表されました。ちなみに、ノエルの一時脱退(ライヴをやらなかったなど)は3回目で、最初は94年、アメリカのツアーをキャンセル。2度目は2000年、原因は兄弟喧嘩で、スペインのツアーを別のギタリストでのりきり、そして今回の2009年、フランスのツアーをキャンセル。3度目ゆえに、“本当の脱退”なのか、あるいは“やっぱりまた復活”なのかはわかりませんが、相変わらずのお騒がせぶりから目が離せません。