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初期遊佐サウンドを支えた、あの人のソロ作は…

2003/04/22掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 エピック在籍時代の遊佐未森の世界観を支えたひとりであり、99年には、その遊佐未森や古賀森男がゲスト参加した、遅すぎるソロ・デビュー作『裏庭』(写真)で、我々にアンビエント感漂う“裏庭ワールド”を堪能させてくれた、プロデューサー兼ミュージシャン“外間隆史”。2001年発表の2ndアルバム『サンビカ』では、元(現?)ニュー・ミュージックのトニー・マンスフィールドや、カナダのシンガーソングライターであるジェーン・シベリーをゲストに迎えた“音楽ディスク”に加え、“物語に登場する、たった一度だけ世界に向けて放送される架空のラジオ局のプログラム”と題した仮想な音空間を体験できる“夢想ディスク”を用意するなど、遊佐未森の初期作品でも披露されていた、音楽だけに止まっていられない彼の、自分の才能の表現を求め続ける欲望は、ソロになって、ますます増大している感もあるのですが、そんな彼が、6月4日に約2年ぶりに放つ新作では、その欲望の次なる一手ともいえる“本とCDの複合作品”となる模様です。

 『雲ノ箱』(RSCG-1020\2,800(税込))と名付けられた今作は、この作品の象徴である、ロープウェイを中心とした彼自身の撮影による写真作品や小説などが全140ページにも渡って掲載された“本”と、前作同様ゲスト参加したジェーン・シベリーなどのVOICEやVOCALを多用した声楽曲や、沖縄の血が流れている彼がついに試みた沖縄音階の楽曲などが収録された“CD”がセットとなって発売される予定。もはや、彼独自の世界観は音楽だけでは、表現しきれないところまで達してしまっているのです。
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