2003/07/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
かつて、
ニルヴァーナのカート・コバーンが敬愛していたバンドとして日本でも再評価された、
ヴァセリンズ。その中心人物であった“ユージン・ケリー”と言えば、ヴァセリンズ解散後も、ラウドなギター・サウンドとスコットランド風味の泣き所満載メロディが合致したスコティッシュ・ギター・ポップ・バンド
“ユージニアス”にて、
『ウーマラマ』(写真)と
『メアリー・クイーン・オブ・スコッツ』という2枚の名作を世に残してくれましたが、ここ最近は音沙汰のない状態が続いていたので、どうしたものかと心配していた方もじつは多かったはず。そんなあなたに、ついに朗報を届けられる日がやって参りました! な、なんと、彼の新曲がついに聴ける日が訪れようとしているのです!!
どうやら今回からは、ユージニアス名義ではなくソロ名義にてリリースされることになったそうで、パステルズのステファンのレーベル“ジオグラフィック”から「Older Faster」という名の4曲入りのシングルが7月21日にUKにてリリースされる予定。彼の新曲といえば94年発表の『メアリー・クイーン・オブ・スコッツ』以来となるはずなので、じつに約9年ぶりとなる今作。“アルバムもあるのでは?”と噂(妄想?)が囁かれているだけに、これはかなり楽しみですね。
また、今作リリース直後である7月28日には、ユージニアスの『ウーマラマ』がUKにて再リリースされる予定。未確認情報ながら、どうやら今回の復刻ヴァージョンには、ボーナス・ディスクが付属される予定らしく、そのボーナス・ディスクには、大人の事情からグループ名を変更する前に名乗っていた“キャプテン・アメリカ”名義にて発表していたEP収録曲などが収録される予定とのこと。まだこの名作を未購入という悲しき方は、これを機に購入を考えてみてはいかがか?