エニグマ 2003/07/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
アーティストについての詳細が発表されなかったデビュー当時は、その名のとおり“謎”な存在であったものの、今では、ドイツ人プロデューサー“マイケル・クレイトゥ”によるプロジェクトとして認知されている、
エニグマ。また、そのサウンドも、画期的であった、グレゴリアン・チャントとクラブ・ミュージックを融合させたデビュー作
『サッドネス(永遠の謎)』以降は、名曲「リターン・トゥ・イノセンス」などに代表されるように、宗教さ感じる壮大な“歌もの”へと移行していった彼らでありますが、そんな彼らが久々のニュー・アルバム
『Voyageur』(VJCP-68491\2,548(税込))を日本先行となる9月3日にリリースすることになりました。
2001年には、ベスト・アルバム
『エニグマ・グレイテスト・ヒッツ〜L.S.D.-LOVE SENSUALITY DEVOTION』と、リミックス・アルバム
『エニグマ・リミックス・ベスト〜L.S.D.-LOVE SENSUALITY DEVOTION』をリリースしていたものの、オリジナル作品としては、2000年発表の
『ザ・スクリーン・ビハインド・ザ・ミラー』(写真)以来、約3年ぶりとなる今作。収録予定曲は下記に掲載したように判明してはいますが、まだそれ以外に関しては、残念ながら不明。とはいえ、やはり、例によって例のごとく、壮大な飾り付けを施されたメロディアスなアンビエント・ポップを今回も聴かせてくれると思いますので、ファンの方は、今しばらくの辛抱を。なお、日本盤はCCCDでのリリースとなるそうですので、ご注意ください。
ちなみに、海外ではアルバムと同日である9月8日に、ビデオ・クリップなどを新たに5.1ch化した『Enigma MCMXC a.D. - The Complete Album』や、マイケル・クレイトゥの公私のパートナーであり、エニグマでのその歌声を披露している歌姫“サンドラ”のベスト映像集『Sandra - The Complete History』がDVD作品としてリリースされる予定。両作共、まだ日本盤の情報が未着でありますが、期待したいものです。
01. FROM EAST TO WES
02. VOYAGEUR
03. INCOGNITO
04. PAGE OF CUPS
05. BOUM - BOUM
06. TOTAL ECLIPSE OF THE MOON
07. LOOK OF TODAY
08. IN THE SHADOW, IN THE LIGHT
09. WEIGHTLESS
10. THE PIANO
11. FOLLOWING THE SUN