YMOのオリジナル・アルバムが復刻されたことをきっかけに、YMO関連作が次々と復刻され始めていますが、そんななか、先日ベスト・アルバム『HISTORY OF LOGIC SYSTEM』や『To Gen Kyo＋1』(写真)がリリースされた、初期〜中期にかけてYMOのコンピューター・プログラマーを担した松武秀樹によるユニット“ロジック・システム”が、活動休止期間(1983〜90)に制作していた未発表曲をセルフ・カヴァーしたアルバム『Patch Work』(BRIDGE-008\2,625(税込))を9月28日にリリースすることになったそうです。

　今作はリリース元の“ブリッジ”が、新たに始めた「音楽の基礎研究」シリーズの第1弾作品としてリリースされることになったもので、なんでも、当時使用していた機材を可能なかぎり、そのまま使用するという徹底ぶりを見せたセルフ・カヴァー集となっているそうです。なお、ブリッジ内にある作品紹介ページには、松武秀樹によるコメントが寄せられているので、ファンの方をお見逃しのないように。ちなみに、11月には同シリーズ作品として、松武秀樹の『80年代未発表音源集（タイトル未定）』もリリースされる予定だそうですよ。