2003/08/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
POP職人
“XTC”の
アンディ・パートリッジが新たに立ち上げたレーベル“
Ape”といえば、日本でも先日リリースされたデモ音源集シリーズ“ファジー・ウォーブル”のリリース元ということでお馴染みかと思いますが、その同レーベルから、ついに純粋なる新作が今秋にリリースされることになりました。
まず一つ目は、
以前にも少し触れたことがある、アンディとスラップ・ハッピーのピーター・ブリークヴァドのよるプロジェクトのデビュー・アルバム
『Orpheus, the Lowdown』(PCCY-01676\2,548(税込))で、すでにお伝えしているように、今作は普通の音楽アルバムではなく、オルフェウスのストーリー朗読にBGMを組み合わせた「絵本的なストーリー・アルバム」となっているそうです。鬼才同士の競演なだけに、通常の音楽世界から一味も二味も違った世界観感じる作品となりそうですね?
そして二つ目は、同レーベル所属の新人バンド
“ミルク・アンド・ハニー(the Milk and Honey Band)”の
デビュー・アルバム(PCCY-01677\2,548(税込))で、なんと、アンディ自らがプロデュースを手掛けているそうです。どんなバンドなのかは未聴ゆえ分かりませんが、伝えられていることによれば、アンディ譲りのポップ感に、彼ら独自のアコースティックな透明感が美味くブレンドされた作風とのこと(ということは
『アップル・ヴィーナスVol.1』(写真)風ってこと?)。両作品とも、現在までのところ、10月16日リリース予定となっており、応募特典として両作品購入者に“APEレーベル・オリジナルTシャツ”が当たる予定となっているそうです。当分先であろう本体の活動再開までは、こういった作品を聴いて過ごすとしましょうかね?