「踊るポンポコリン」のB.B.クイーンズで有名人になったものの、近藤房之助の真の姿はやはりブルースマン！　アメリカではゴードン・エドワーズやクリス・パーカーらをバックに歌ってるって知ってましたか？　このブルースの日本代表、近藤房之助と、同じく日本代表セッション・ドラマーの王座に君臨するお馴染み、村上“ポンタ”秀一が、ガッシリとタッグを組んでアルバム『（タイトル未定）』（VICJ-61130 \3,150（税込））を作りました。これが、村上秀一と佐山雅弘、村田陽一3名による新興レーベル“3VIEWS”から、10月22日のリリースとなります。今回、2人が選んだテーマは、何と“カーティス・メイフィールド”！　近藤房之助のライブを観た事がある方ならお分かりでしょうが、彼はとんでもないシャウターなので、細いファルセットで歌うカーティス・メイフィールドの曲をやるのはちょっと意外な感じです。近年のPONTA BOXの活動（写真は彼等の『モダン・ジュズ』）で、すっかりジャズミュージシャンの村上ポンタ久々のソウルドラムってのも楽しみですね！　
　そして、このバックを支えるスペシャルバンドの顔ぶれが魅力的！　まずキーボードがミッキー吉野！　ベースに美久月千晴！！　ギターには山下達郎と伊丹雅博が参加！　そしてホーンは村田陽一が担当してます。ロックの中にソウルフレイバーを香らす美久月千晴、自らカーティスからの影響を公言している山下達郎の参加が何と言っても魅力ですね！　カッティング一筋、ギタリストとしての山下達郎が最も映えるテーマだと思います。

村上“ポンタ”秀一＆近藤房之助『（タイトル未定）』
（VICJ-61130 \3,150（税込））
【収録予定曲】
ムーヴ・オン・アップ
フール・フォー・ユー
チョイス・オブ・カラーズ
ビリー・ジャック
ユー・アー・ドー・グッド・トゥー・ミー
スーパーフライ
ユー・マスト・ビリーブ・ミー
ジプシー・ウーマン
ギブ・ミー・ユア・ラブ
トリッピング・アウト
インスト・メドレー　スウィートエクシスト
エーメン

　以上の名曲の数々を見て、演奏するメンバーの名前を見るだけで、早くも名盤誕生の予感です！