オービタル 2003/09/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年にそれまで長年所属していたレーベル“ffrr”から離れ、その動向が注目されていた、UKテクノ界の鬼才コンビ
“オービタル”(写真は名作
『オルトゥゲザー』)ですが、どうやら、彼らの第2章とも言える、新たな活動を飾る最初の作品は映画のサウンドトラックとなる模様です。
これは
彼らの公式HPなどで先日発表されたもので、それによれば、以前に『ザ・シャドー 呪いのパーティ』を監督したことのある、マーカス・アダムスの新作映画『Octane』(UK11月公開:日本公開未定)のスコアを今回彼ら自身が担当したそうで、その
サウンド・トラックをUKにて10月20日にリリースする予定。元々彼らは「映画のスコアを手掛けてみたい」と常々語っており、以前にも『Event Horizon』という名の映画のスコアを手掛けているのですが、とはいえ、宇宙ものであった『Event Horizon』とは違って、今回はスリラー映画だそうなので、彼ら流のスリラー映画サウンドとは如何なるもののか、オリジナル・アルバム以上に興味深々です。なお、トータルが43分ぐらいになるという、今作の詳しいトラック・リストは下記のとおりです。
01. Octane
02. Through the night
03. Strangeness in the night
04. Preacher
05. Moments of crisis
06. Frantic
07. Breaking and entering
08. Chasing the tanker
09. Total paranoia
10. Confrontation
11. Initiation
12. Meet the father
13. Blood is thicker
14. Road ahead
ちなみに、今作はEMIからのリリースとなる予定ですが、それがそのまま彼らの移籍先というわけでは、どうやら無い模様。また、気になるオリジナル・アルバムも、彼ら曰く来年初頭にはリリースしたい意向があるとのことですが、まぁ、あまりそう言ったことを我々ファンは気にせずに、とりあえずは、このサントラを聴いて首を長くして待っていると致しましょう!