2003/09/30掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
レーベルの顔であった
坂本龍一を筆頭に、
中谷美紀や
GEISHA GIRLS(!)などがかつて所属し、また、その特殊なデジパック仕様のパッケージも印象的であった、90年代のジャパニーズ・ミュージック・シーンを代表した良質レーベル“gut”。その同レーベルが、今年、新たに新生“GUT”として再始動することになり、その第1弾作品として、チボ・マットの羽鳥美保によるボサノヴァ・ユニット
“SMOKEY & MIHO”の『人間の土地』(FLCG-3102,100(税込))が10月8日にリリースされることになったのですが、そんな同レーベルの第2弾アーティストとして、このたび選ばれたのは、なんと、あの元
REBECCAの
NOKKOが新たに結成した新ユニット
“NOKKO & GO”。なんでもこのユニットは、彼女と、その彼女の公私に渡るパートナーであり、またマドンナともかつて仕事をしたことがあるエンジニアでもある“GOH HOTODA”とが結成したユニットのことだそうで、その本格的な活動を飾るのが、今回11月5日にリリースされることになった、デビュー・アルバム
『宇宙ノコモリウタ』(FLCG-3103\2,205(税込)・写真)なのです。
今作には、10月よりNHK『みんなのうた』にて放送される「フルサト」や、98年に“のっこ”名義にて発表した「わすれな草」のニュー・ヴァージョン「ワスレナグサ03」などが全8曲が収録される予定で、その詳しいトラック・リストは下記のとおり。
・「カミナリと夢男」
・「ペンギン」
・「ワスレナグサ03」
・「お誕生日おめでとう」
・「虫歯」
・「フルサト」
・「結婚式」
・「宇宙ノコモリウタ」
そのどれもが、このユニットのテーマである「母親がその子供と一緒に自然に聴くことの出来る歌」を感じさせるような、優しい風が流れてきそうなタイトルとなっており、彼女の女性として強さと優しさを強く感じさせる内容となりそうな予感。多くの人が持つであろう、REBECCA時代のNOKKOとはまた違った魅力感じる作品となりそうですので、是非とも皆様も一聴のほどを。