2003/10/08掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“博多NO WAVE”・・・この一言が全てを表す、九州発のブッ壊れた危ない音楽!演奏するは、プロデューサーとしての活動も素晴らしい吉田肇氏が在籍するバンド
“Panicsmile”。他とは確実に違う一線を引いてしまったサウンドだからこそ、忘れられないあの違和感。
ロレッタセコハンとの合体ユニット“アンダーソン”があれば、
突然段ボールとの“恋に生きる”もあったりで、やるせないほどにイカしてます。一般人とは別な角度から切り込む、ヒリヒリするよな刺激臭!軽くトばされてしまいそうですね・・・。近年、九州時代からの盟友・向井秀徳(ZAZENBOYS,元NUMBER GIRL)と結成した“Panicsmile + 向井秀徳”では当分ライヴ/リリースは無さそうですが、NO WAVEたる由縁が詰まったバンドの歴史/関連バンドを知るためにもってこいの逸品が再発決定です。
吉田肇&向井秀徳のコンビで1993年に設立したレーベル“HEADACHE SOUNDS”のサンプラー・アルバム
V.A.『HEADACHE SOUNDS SAMPLER CD VOLUME ONE』(写真・YKCD-104 \2,500(税込))が12月3日に登場!!!97年当時に九州を席巻していたバンドがざっくり収録、全23曲。廃盤となっていただけに喜びもひとしお。初期メンバーでのメドレーを収録しているPanicsmile他、今やレアな音源もチラホラ。じっくり詳細を眺めておくべきですよ。
V.A.『HEADACHE SOUNDS SAMPLER CD VOLUME ONE』
(YKCD-104 \2,500(税込))
1. 人間「びんぼう」
2. NUMBER GIRL「Girl In My Blood」
3. Rocket Menn「Vietnam Chopper」
4. Nooder「雲の羽根」
5. TR「カルビ上等」
6. Johnny Cake「Stomach Hurt」
7. 二日市ウルフ「Just Like Seventeen」
8. Grind Snappers「フィッシャーマンズバスター」
9. GlobalLimits「好きなだけ夢を見ろ」
10. Stand Cast Bagg「Waver」
11. 人間「ガンリンマン」
12. Panicsmile「アドバルーン〜Sweet Edge 17」
13. Johnny Cake「I Saw Three Ships」
14. Grind Snappers「極東インターセプト」
15. Rocket Menn「Moto Pet」
16. 人間「何もない」
17. 二日市ウルフ「Endless Summer」
18. Global Limits「悪い結果」
19. Nooder「いねむり飛行」
20. TR「しかた」
21. 人間「カーニバル」
22. Stand Cast Bagg「Good Bye」
23. NUMBER GIRL「Girl Friend Girl Friend Girl Friend」
NUMBER GIRLの「Girl In My Blood」/「Girl Friend Girl Friend Girl Friend」は、どちらもここでしか聴けない貴重な2曲。アヒトイナザワ(ZAZENBOYS,元NUMBER GIRL)がドラムで参加しているNooderもファンは聴き逃せないところ。
“RUMTAG”の前身バンド、Stand Cast Baggも参加しております!地方ならではの加熱したシーンの凄さをお一つ。