デペッシュ・モードやイレイジャーなどが所属するため「エレポップのレーベル」としての印象が強い“ミュート”のイメージを大きく覆すような、かつての“P.I.L（パブリック・イメージ・リミテッド）”を彷彿させるほどのブッ壊れた音の空間感覚を持つ同レーベル所属バンドと言えば、言わずも知れた“ライアーズ”のこと。デビュー作『哀しみのモニュメント』(写真)のジャケットのシュールさからも伝わってくる、クールなアート・ミクスチャー感覚が日本盤化される以前からかなり話題となっていた彼らは、同じ“ニュー・ウェイヴの申し子たちなバンド”であるヤー・ヤー・ヤーズとのカップリング・ツアーを日本にて行うなど、ここ日本でも確実に人気が高まりつつある、今後の音楽シーンを占う意味でも重要なバンドのひとつ。そんな彼らが、ついに来年2月24日(US)にニュー・アルバムをリリースすることになったそうなので、本日はその速報をお届け！

　まだ曲目などの詳しいことについては不明な点が多いものの、どうやら、ヤー・ヤー・ヤーズを手掛けた“David Andrew Sitek”がプロデュースを手掛けたそうで、タイトルは『They Were Wrong So We Drowned』というものになる模様。まだ当分先の話ですので、当然のことながら日本盤化の情報は未着ではありますが、もちろん日本盤化されると思いますので、またその時までお待ちください。それにしても、楽しみです！