2003/11/17掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ビリー・コーガンの紹介により
コートニー・ラヴ率いる
ホールにベーシストとして参加し、ホール活動休止後にはそのコーガンの
スマッシング・パンプキンズへと移籍(写真は唯一の参加作にしてラスト作
『マシーナ/ザ・マシーンズ・オブ・ゴッド』)。スマパン解散後には、ソロ活動や
ブラック・サバスのカヴァー・バンド“Hand Of Doom”のメンバーとしての活動に加え、
ライアン・アダムスの新作『ROCK N ROLL』へのゲスト参加などで健在ぶりを知らせてくれている
メリッサ・アウフ・ダー・マウア(Melissa Auf der Maur)が、かねてから制作が噂され発表が待ち望まれていたソロ・アルバムをついに発表することに!!
2004年3月1日に米キャピトルからリリース予定の記念すべき初ソロ作のタイトルは、彼女の名を冠し『Auf Der Maur』となる予定で、客演陣には
ジェイムス・イハやデイヴ・グロール(かつての恋人)らの名も。2001年に日本で行なわれた自身の写真展“THE KIDS ARE ALRIGHT”では自作曲を歌ってもくれた彼女。ホールやスマパンなどの作品に通じる要素をもちろん備えつつ、同時に
ビーチ・ボーイズや
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドや
ブロンディなどのオールド・ロックも愛聴する幅広い音楽性を持つ彼女が、ベーシストとしてだけでなく歌い手としても魅力的であることは、彼女のファンであれば充分に承知かと。コートニー・ラヴの域にはさすがに及ばないものの、ファッション面を含め同性からの支持もかなり高いメリッサのソロ・ミュージシャンとしての活躍に以後注目を。写真家としても活躍する彼女なだけに、ジャケット含めたアートワークにも期待したいところ。