エミネム 2003/12/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ナップスターの復活、日本展開が待ち遠しいアップル「iTUNES Store」、
洋楽を\150で配信するソニー「bitmusic」など、最近、ネットでの「音楽配信サービス」がジワジワと話題を集めるようになってきましたが、そんななか、海外では、非音楽メーカーが絡んだ「音楽配信サービス」が何点か行なわれることになったそうなので、本日はそのお知らせを。
まず、海外メディアが先日伝えたことによれば、ハンバーガー・チェーンの“マクドナルド”がアップル・コンピューターと組み、なんと、約10億もの楽曲を無償で提供する計画があるとのこと(ただしUSのみ)。また、これに先立って、“ペプシ・コーラ”もアップル・コンピューターと組んで、来年2月より、1億曲をUSにて無償で提供する計画を発表。なんでも、ペプシ・コーラは、特製ラベルを貼った500ミリ・リットルと1リットル入りのボトルを販売し、そのうち3本に1本の割合で楽曲が無料でダウンロードできるコードを付属する仕組みだそうです。まぁ、簡単に言ってしまえば、日本の「CD付きお菓子」の一歩先を行ったオマケ・・・といった感じみたいです。まだ試験的な意味合いの方が強そうですが、好評なら日本に上陸!ってこともあり得るだけに、今後の動向に注目です。
なお、UKでは、ペプシ・コーラに対抗してなのか、あのコカ・コーラが世界5大レーベルの提供を受けた、約25万曲の「音楽配信サービス」を計画中とのこと。どうやら、この「
www.mycokemusic.com」なるサービスは、上記の2社とは違って“無償配信”といったオマケではなく、1曲99ペンス(日本円にして\186ぐらい)でダウンロード販売するというもの(写真は第1弾アーティストに噂されている
エミネムの最新作
『ザ・エミネム・ショウ』)。残念ながら、同サイトのサービスは開始時はUKのみだそうですが、海外では、その圧倒的なネーム・バリューから、このダウン・ロード・サービスに期待する声も高いみたいなので、これをきっかけに世界に広がる可能性も無きにしも非ず。いずれにせよ要注目ですかね?