アース・ウインド&ファイアー 2004/01/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
アース・ウィンド&ファイアー(以下、EWF)といったらどんな曲を思い浮かべますか? 「セプテンバー」・・・・うんうん。「宇宙のファンタジー」・・・・ヒットしましたもんね。「レッツ・グルーヴ」・・・・TV番組のSEでよくかかってますね。「ゲット・アウェイ」・・・・最近、TV-CMで使われてました。
ほかには、「シャイング・スター」「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」とか、その辺りのダンス・ナンバーばかりが浮かぶのではないでしょうか。
やっぱり、EWFといえば“ダンス・グループ”という位置付けをなさっている方が大半だと思われます。ダンスというかディスコ。
ところが! 彼らのブラックなビート、ブラックなりズム、ブラックな演奏は超一級品なんです。毎年のように来日する彼ら。還暦を過ぎたメンバーがおりながら、未だに超絶テクで観客を魅了させてくれます。ただのダンス・グループではない、最高のミュージシャンたちでもあるんですね。
そんな彼らの“黒く、グルーヴィーな側面を前面に押し出した”ベスト盤がついに登場! 3月24日に発売されるのは、その名も
『裏ベスト』(MHCP-165 \2,400(税抜))!!
考えてみれば、今までEWFのベスト盤はダンス・ナンバーと、その対極にあるラブ・ソングを寄せ集めただけのものが多かった。これは、彼らの真の一面に初めてスポットを当てた画期的なベストアルバムといえましょう。
収録されるのは、ブラック・ミュージックのファンにはたまらない、イカしたEWFナンバーが全13曲(下記リスト参照)。
特に要注目なのは、ファン必携の海賊盤にのみ収録されていた「ブラジリアン・ライム」のロング・エディテッド・ヴァージョン。熱心なファンしか知らなかった、あの幻の曲が初めて正規盤に収録されました。
ほかにも、彼らの師匠ラムゼイ・ルイスとの共演が話題を呼んだ「サン・ゴッデス」、ホーンセクションとの連携がたまらない「ランニン」など、“ミュージシャン”としての彼らに光が当たりまくり。
ありふれたベスト盤に飽き飽きのアナタ。オススメですぞ。
アース・ウィンド&ファイアー『裏ベスト』(MHCP-165 \2,400(税抜))
1. CARIBOU
2. AFRICANO
3. EVIL
4. ZANZIBAR
5. FEELIN' BLUE
6. KALIMBA STORY
7. CARIBOU CHASER
8. SUNSHINE
9. CAN'T HIDE LOVE
10. POWER
11. Sun Goddess
12. RUNNIN'
13. Brazilian Rhyme(Long Version)