モーマス 2004/03/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ひょっとすると日本人以上に日本に詳しいかもしれない、日本大好きミュージシャン
“モーマス”。今では日本に住んでいる時間も長くなり、なぜだか、あの浅草キッドの水道橋博士とも仲が良いという彼。そんな彼が新たに放つことになったニュー・アルバムは、フランス人なのに“Michiko Kusaki”と名乗る、こちらも日本大好きミュージシャン“Anne Laplantine”とのコラボレーション・アルバムとなりそうです。
『Summerisle』と題された今作は、Anne Laplantineによる古めかしいロウファイ電子音に、モーマスが奏でるギターと声が重なりあった、彼ら曰く“コンピューター・フォーク・アルバム”となるもの。元々、モーマスは“el”や“クリエーション”といったUK名門インディー・レーベルから作品を発表していた時から、“エレ・ポップなんだけど、どこかアコースティック”なサウンドを我々に聴かせてくれていましたが、今回は、さらに、フレンチのオブラートに包まれたアンニュイな世界観を持つAnne Laplantineの要素が加わるだけに、これは結構面白いことになっていそうな予感。リリースはUKにて4月12日の予定。これは俄然注目ですね? それにしても、モーマスは、かつて
カヒミ・カリィと組んだことがあるなど(写真は共演作
『アイ・アム・ア・キトゥン』)、なぜだか美麗でクールな女性と組む傾向がありますよね? 不思議さ漂う彼には、他の人達とは違う魅了が溢れているのでしょうか? いやはや、モーマスは奥が深いです。