ニューオーダー、ダフト・パンク、ディー・ライトなど、数多くのアーティストのリミックスを手掛け、また、自身の作品においても、ゲイリー・ニューマンの「カーズ」をサンプリングに使った曲収録のアルバム『キリング・ピューリタンズ』(写真)をヒットさせるなど、ニューヨーク・ハウス・シーンには欠かせぬ存在として、今でも一線にて活躍し続けている、アーマンド・ヴァン・ヘルデン。そんな“世界でもっともコワモテなDJのひとり”としても知られている彼が、ファットボーイ・スリムのレーベル“Southern Fried”より、DJミックスCD『New York: A Mix Odyssey』を3月29日にUKにてリリースすることになりました。

　自身の新曲3曲(！)を含む全15曲で構成された本作には、ブロンディの名曲「コール・ミー」を始め、ソフト・セル「汚れなき愛（原題：Tainted Love）」、ヤズー「ドント・ゴー」、ロマンティックス「トーキング・イン・ユア・スリープ」など、80年代から音楽人であった方には懐かし過ぎの名曲が多数収録される予定。世界でも指折りの人気DJ兼ハウス・クリエイターなのに、こんなベタな選曲をしてしまうとは、なんだか妙に親近感沸いてきますね？　なお、そんな本作収録予定曲は下記のとおりです。

(01) Blondie「Call Me」
(02) Armand Van Helden「Here My Name」
(03) Klonhertz「Three Girl Rhumba」
(04) Felix Da Housecat「Watching Cars Go By」
(05) Yazoo「Don't Go」
(06) Heavy Rock「(I just wanna be a) drummer」
(07) AB/DC「This feeling」
(08) Ram Jam「Black Betty」
(09) Jess and Crabbe「The Big Boo Ya」
(10) Soft Cell「Tainted Love」
(11) Armand Van Helden「My My My」
(12) The Romantics「Talking In Your Sleep」
(13) Aloud「Rocky XIII」
(14) Armand Van Helden「Let Me Lead You」
(15) Company B「Fascinated」