2004/04/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
先日発売されたコンプリートBOX
『はっぴいえんどBOX』によって、
“はっぴいえんど”が今また若い世代にも大きな注目を集めていますが、そんな日本語ロックの黎明期の“はっぴいえんど”を中心とした先鋭的なミュージシャン達の活動を、20代そこそこの若者4人が支えていたのを御存知でしょうか?
昨日(4月12日)刊行された、CDジャーナル・ムック『風都市伝説』(\2,000(税込)・写真)は、“風都市”を名乗った小さな集団の活動にまつわる悲喜こもごもの“物語”を、関わった多くのミュージャンや関係者の176にも及ぶ証言によって振り返った、言わば音楽版“プロジェクトX”。本書は、責任編集の北中正和氏の熱意によって実現した、様々なミュージシャン、様々な業界人のインタビューを通して“風都市”の実像に迫っています。
様々な音楽が混在し、絶え間なく変化を続けていった70年代のミュージック・シーンのなかで、彼等は、何を願い、何をめざし、そして、どこへ走ろうとしていたのか? 4人の青春グラフィティーとして、また、音楽プロダクションの視点から見た全く新しい“はっぴいえんど伝説”として、さらには、フォーク〜ニューミュージックへと形を変える70年代ロック&ポップスのヒストリー・ブックとして、広く楽しめる一冊です。全音楽ファン、そして音楽業界関係者の方々はぜひとも一読を!!
【インタビュー&コメント】
・あがた森魚
・石浦信三
・石塚幸一
・洪栄龍
・大貫妙子
・かまやつひろし
・鈴木慶一
・鈴木茂
・細野晴臣
・前島邦昭
・前島洋児
・松本隆
・松任谷由実
・松任谷正隆
・南佳孝
・山下洋輔
・・・など多数