2004/05/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
軽快で躍動的なユーロ・ビートのリズムとコマーシャルなポップ・メロディで80年代初頭にヒット曲を連発したガールズ・ポップ・グループ、
バナナラマ(写真は
『グレイテスト・ヒッツ』)。現・演歌歌手の
長山洋子がアイドル時代にカヴァーして日本でもヒットした「ヴィーナス」(原曲はショッキング・ブルー)や、ビートルズ「ヘルプ」のアイドル・カヴァー等、まさに“アイドル”な匂い漂わすグループであったものの、
テリー・ホール率いる
ファン・ボーイ・スリーの作品に参加したりするなど、じつはアイドルだけでは終わらないところも見せていた彼女たち。そんなかつて夢中になった方も多いかと思う彼女たちが残した初期オリジナル・アルバムが新たにデジタルリマスタリングされて再発されることになりました!
今回再発されるのは、
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『キューティー・ハート(原題:Deep Sea Skiving)』(83年作)
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『愛しのロバート・デ・ニーロ(原題:Bananarama)』(84年作)
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『ヴィーナス(原題:True Confessions)』(86年作)
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『WOW(原題:Wow!)』(87年作)
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『ポップ・ライフ』(91年作)
の5作品でリリースは共に6月22日(US)となる予定。デビュー作『キューティー・ハート』から、一番の人気を誇ったシボーンが脱退し(後に
シェイクスピアズ・シスターを結成)、新メンバーを加えて再起を図った『ポップ・ライフ』まで、そのどこもが“80's”を飾る作品となっているゆえ、かつて彼女たちを愛して止まなかったという方だけでなく、最近の80'sブームで彼女たちを知った方にもオススメです。
ちなみに、バナナラマは現在再結成をしており、只今、ジェニファー・ロペス等を手掛けたスウェーデンのプロデューサー・チームとニュー・アルバムを制作中とのこと。なんでも今年中にはリリースされるそうなので、新作もお楽しみに!