元ボクサーが“えび”にボクシングを教え込み人間と戦わせようとする、昨年公開のおバカ映画『えびボクサー』(写真はDVD)。単館上映から全国に広がりをみせ、今年1月に発売されたDVDもヒットを記録するなど、その時代を捉えたセンスは巷で話題に。そうなれば、そのセンスを継承した映画が出て来るのが世の常というもの。“えびがボクシングをするなら、いかがプロレスをしてもいいじゃないか！”という発想から奇才、河崎実監督が撮り上げた、世界初の愛と感動のスポ根・海産モンスター・ヒーロー巨編『いかレスラー』が今夏、シネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤにてレイト・ロードショーされます。

　超日本プロレス・ジュニア・ヘビー級タイトルマッチのリングにこつ然と現れた“いかレスラー”！　チャンピオン田村を簡単にマットに沈め、翌日のスポーツ誌は“いかレスラー”一色に。超日本プロレスの意向とは裏腹に、再びプロレスに目が向けられる。やがて“田村vsいかレスラー”のリターンマッチが組まれるが、田村は勝機を見出せずにいた。そこへ謎の男・百山が田村に近づく。試合当日、姿を現した田村は“たこレスラー”に変貌！　壮絶な闘いを制した“いかレスラー”は、人気・実力ともにナンバー１となったが、あらたな敵“しゃこボクサー”が現れて闘いを挑んでくる！

　ナンセンスを超えたシュールなギャグ、新日本プロレスの協力したリアルな格闘シーン、そして、『ウルトラマン』の巨匠、実相寺昭雄が監修した日本が世界に誇る驚異の着ぐるみSFXと、隅々にいたるまで見所満載。壮絶なシーフード・バトルロワイアルを征するのは一体･･･。

　見所といえば、主役の“いかレスラー”役に抜擢された新日本プロレスの人気レスラー・西村修が歌う主題歌「いかレスラーの歌」も見所。サビの♪いか、いか、いか、いかレスラー！〜というフレーズが印象的な男気あふれる楽曲になっているそうですよ。同曲は、シングル｢FEEL／いかレスラーの歌(西村修 featuring TOMOKA)｣」(AVCA-22000\1,050(税込))として7月14日にリリースされる予定。これを機に“イカ・ブーム”到来か？

●シングル｢FEEL／いかレスラーの歌(西村修 featuring TOMOKA)｣」
(01) feel
(02) いかレスラーの歌（西村修 featuring TOMOKA）
(03) 4u
(04) feel（Instrumental）
(05) いかレスラーの歌（Instrumental）
(06) 4u（Instrumental）