現在は、フォーキーで甘い歌声が印象的なモハーヴィ・スリーにて活躍している、ニール・ハルステッドとレイチェル・ゴスウェルがかつて在籍していたシューゲイザー・バンド、スローダイヴ。今注目すべきドイツのエレクトロニカ系レーベル“MORR MUSIC”から、エレクトロニカ・アーティストによるトリビュート盤が発表されるなど、彼ら特有の透明感あるアンビエント風味の轟音ギター・サウンドは、轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント“シューゲイザー”の中においても独特なものでした。そんな彼らの軌跡を今改めて振り返ってみるべく、CD2枚組のベスト・アルバム『Catch The Breeze』が9月15日にUKにてリリース！

　オリジナル・アルバムは、『ジャスト・フォー・ア・デイ』『スーヴラク』(写真)『ピグマリオン』の3枚しか残していない彼らなので、その3枚からセレクトされた楽曲がメインとなるものの、今では入手困難な初期シングル・コンピレーション作品『ブルー・デイ』からもセレクトされているので、ファンには貴重な作品といえるかも？ かつて彼らの虜になった方だけでなく、最近多くなってきたGuitarなどのエレクトロ・シューゲイザー・バンドに心奪われた方にも是非とも聴いて欲しいものです。これは注目ですぞ！

●ディスク１：
(01) Slowdive
(02) Avalyn 1
(03) Morningrise
(04) She Calls
(05) Catch The Breeze
(06) Shine
(07) Golden Hair
(08) Spanish Air
(09) Waves
(10) Alison
(11) So Tired
(12) Sing
(13) Souvlaki Space Station
(14) Some Velvet Morning

●ディスク２：
(01) Machine Gun
(02) Here She Comes
(03) When The Sun Hits
(04) In Mind
(05) Good Day Sunshine
(06) Missing You
(07) Rutti
(08) Crazy For You
(09) Trellisaze
(10) Blue Skied And Clear