2004/09/06掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
フランス生まれのパリっ子でありながら、日本アニメの熱狂的なマニアでもある、
ディミトリ・フロム・パリ。そのマニア心が高じて、昨年発表のアルバム
『クルージング・アティテュード』では、『マジンガーZ』や『ふしぎなメルモ』を“アニキ”こと
水木一郎や
野宮真貴(元
ピチカート・ファイヴ)をフィーチャーしてカヴァーするなど、そのオタク心はもはや留まること知らず。そんな彼が更なるオタク心を投じて、今度は日本アニメのオープニング曲を制作してしまったそうです。
彼がオープニング曲を制作したのは、10月4日25時30分からテレビ東京系にて放送開始予定のアニメ『月詠(つきよみ)-MOON PHASE-』。同アニメは、月刊『コミックガム』にて連載されている有馬啓太郎氏の人気コミックが原作で、母親を捜し求めて日本へやってきた小さなヴァンパイアと、彼女の“シモベ”になってしまった青年の物語。“キャラ萌えラヴコメ”と“ヴァンパイアvs陰陽師のバトルアクション”の2つの魅力を兼ね備えた作品と、すでに評判を呼んでいる作品です。
今回、ディミトリ・フロム・パリがオープニング曲として提供したのは「Neko Mimi Mode」という曲。その名からも想像出来るように、この曲は、日本の女子高生が「だいじょうぶで〜す」「ラヴラヴモ〜ド」と喋った声をサンプリングに使用して、彼の名を一躍有名にしたキュートな名曲「ラヴ・ラヴ・モード」のセルフ・パロディ的ナンバー。なんでも、主人公・葉月のチャーム・ポイントであるネコミミとクラブ・シーンを融合した“萌えラウンジ”なるジャンルを切り開くナンバーとなっているそうです(どんなだ?)。いろんな意味で大注目といえるシングル
「Neko Mimi Mode」(VICL-35712 \1,155(税込)・写真)は10月21日にリリースされる予定。初回生産分のみ立体デジパック仕様でのリリースとなるそうです。今秋は“萌えラウンジ”に注目を!