2004/11/12掲載(Last Update:08/03/31 17:40)
いまだに人気の高い、70'sシンガー・ソングライターの隠れた名盤がソニー・ミュージックより、初回生産限定による紙ジャケットCDで来年2月2日にリリースされることに!
ラインナップされているのは、
アル・クーパー、
トニー・コジネク、
ティム・ハーディン、
エリック・アンダースンといったアメリカ東海岸系のミュージシャンによる6作品で、初CD化となるタイトルもあり。\1,890(税込)というお手頃な価格も魅力。
それぞれを簡単に説明すると……
●トニー・コジネク
『バッド・ガール・ソングス』(写真・MHCP-594)
70年発表の2nd。ジェイムス・テイラーで知られるピーター・アッシャー(元ピーター&ゴードン)のプロデュース。画家でもあるコジネクのピュアな感性による歌が魅力の、隠れ名盤中の名盤。
●ティム・ハーディン
『バード・オン・ア・ワイヤー』(MHCP-595)
「イフ・アイ・ワー・カーペンター」などで知られ、60'sから活躍していた名シンガー・ソングライターの71年作品。ジョー・ザヴィヌルなどジャズ系のメンバーを集め、落ちついた趣き。
●エリック・アンダースン
『ブルー・リヴァー』(MHCP-596)
CBS移籍第1弾の72年作品。ノバート・プットナムのプロデュースでナッシュビル録音による名盤。淡々としながらも深いエリックの歌が際立つ。2曲の未発表ボーナス・トラック付き。
●アル・クーパー
『赤心の歌』(MHCP-597)
ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」のキーボード演奏をはじめ、数々の伝説を残す偉人アルの72年作。カヴァーされることの多い大名曲「ジョリー」を収録。
●エリオット・マーフィー
『アメリカン・ヒーロー』(MHCP-598)
日本初CD化。CBS移籍第1弾の77年作。ニューヨークで活動していたシンガー・ソングライターで、本作はロンドンでレコーディング、フィル・コリンズやミック・テイラーが参加。
●スティーヴ・フォーバート
『アライヴ・オン・アライヴァル』(MHCP-599)
日本初CD化。ミシシッピ出身で、ニューヨークのグリニッチヴィレッジで見い出されたシンガー・ソングライター78年のデビュー盤。シンプルな音をバックにハスキーなヴォーカルが冴える。
これら6作品は、すべてデジタル・リマスタリングされているそうで、味わい深い歌と演奏にあらためて触れる良い機会でもあります。紙ジャケットのファンはもちろんのこと、これはとても楽しみなシリーズです!