ケイト・ブッシュ 2004/12/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
聴き手を幻惑するヴォーカルと緻密に構築された楽曲、そして類稀な美貌で人々を魅了し続ける英国を代表する女性シンガー・ソングライター、
ケイト・ブッシュ。
ピンク・フロイドの
デヴィッド・ギルモアにその才能を見出され、77年に
『天使と小悪魔(原題:The Kick Inside)』でデビュー。その後も、
『ライオン・ハート』(78年)、
『魔物語(原題:Never For Ever)』(80年)、
『ドリーミング』(82年)、
『愛のかたち(原題:Hounds Of Love)』(85年)、
『センシュアル・ワールド』(89年・写真)、
『レッド・シューズ』(93年)といった数多くの名作を世に送り出してきた彼女でありますが、ここ10年は母親業に精を出していたため、半ば引退状態に……が、ついに来年2005年、誰もが待ちに待っていたニュー・アルバムを引っ提げてシーンに還ってくることになりそうなのです!
これは彼女自身がファンクラブ“Kate Bush Club”に送ったクリスマス・メッセージのなかで触れていたもので、それによれば、まだタイトルは決定していないものの、アルバムは来年にはリリースされる予定とのこと。すでに制作はほとんど終了しているそうで、アルバムの特徴と言える美しいストリングを奏でた映画音楽家の故
マイケル・ケイメンをはじめ、元ジャパンの
ミック・カーン、アラン・パーソンズでお馴染みのスチュアート・エリオット、ジャズ・ドラマーの
ピーター・アースキンら豪華アーティストとともにアビーロード・スタジオにてレコーディングを先日行なった模様です。
新作の噂が2001年頃から囁かれていた彼女。このまま順調にいけば、プリンス、ジェフ・ベック、エリック・クラプトンらが参加した93年作『レッド・シューズ』以来となる、約12年ぶり(!)の新作が来年には聴けそうです! またさらなる情報が入り次第お伝えしたいと思いますので、それまでしばしお待ちください! いやはや楽しみ!