2005/03/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
演歌。たとえばヒットチャートなどを見ている限りでは、J-POP中心といえる日本の音楽シーンのなかで見過ごされがちな音楽ですが、ズバリ「日本の演歌とは?」という切り口でコンパイルされた
『演歌魂-ENKA BEST-』(VICL-61604 \2,500(税込))がビクターエンタテインメントより3月24日にリリース!
収録された選曲(下記参照)をみると、現在も活躍を続ける大御所はもちろん、ラストに“低音の魅力”で一世を風靡した
フランク永井(写真は2枚組CD
『フランク永井』)のノスタルジックな「有楽町で逢いましょう」といった、レコード会社の垣根を越えた名曲がずらり。「カラオケで演歌を唄ってみたいけど、どんな曲があるのかな」という4月からの新入社員を含む、普段あまり演歌に馴染みのない方、あるいは外国の人に「日本の歌を教えて」と言われてお悩みの方、そしてもちろん、演歌こそ日本の歌だと譲らない熟年世代の方も納得の選曲といえそう。
さらにジャケットは人気イラストレーター、
しりあがり寿による書き下ろし作品を予定しており、ブックレットの解説では、雑誌『レコード・コレクターズ』のコラムでおなじみの野沢あぐむも登場することになりそう。
“ジャパニーズ・ソウル”ともいえる演歌を正面から取り上げた興味深いコンピ盤として要チェックですよ。
収録予定曲
(01) みちのくひとり旅(
山本譲二)
(02) 天城越え(
石川さゆり)
(03) 襟裳岬(
森進一)
(04) 舟唄(
八代亜紀)
(05) よこはま・たそがれ(
五木ひろし)
(06) 北酒場(
細川たかし)
(07) 帰ってこいよ(
松村和子)
(08) なみだの操(
殿さまキングス)
(09) 大阪ラプソディー(
海原千里・万里)
(10) 捨てられて(
長山洋子)
(11) 伊勢佐木町ブルース(
青江三奈)
(12) 北国の春(
千昌夫)
(13) 潮来笠(
橋幸夫)
(14) 有楽町で逢いましょう(フランク永井)