2005/03/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
奇抜なコスチュームや演劇的なパフォーマンスで注目を集めたアート・バンド、
スプリット・エンズ、ビートルズ以降の英国産ポップの流れを汲む馴染み深いメロディが魅力の
クラウデッド・ハウス。このニュージーランドを代表する2つのバンドにドラマーとして在籍していたポール・ヘスター(Paul Hester)が3月25日、自ら命を絶ち死去した。享年46歳。
ポール・ヘスターは83年に
ミッドナイト・オイルのメンバーの紹介でスプリット・エンズに加入。バンド解散後には
ニール・フィンらと共にクラウデッド・ハウスを結成し、アルバム
『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』(写真)が全米でヒットするなど、ワールドワイドで活躍。最近では、縁深いニールとティムのフィン兄弟によるユニット、
フィン・ブラザーズのライヴにゲスト参加するなどしていました。
今回、ポール・ヘスターの死を発表したファン・クラブのピーター・グリーンによれば、ここ数年、彼は幸福と悲嘆の間で揺れ動いていたそうですが、まさかこのような悲劇が起こるとは思ってもみなかったとのこと。心よりご冥福をお祈りします。