2005/04/11掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年リリースされた最新アルバム
『THE SUN』をひっさげ、10月から今年の2月まで行なわれた
佐野元春の
「THE SUN TOUR 2004-2005」のDVD化が6月22日に決定! 収録されるのは、2月20日NHKホールでの最終公演。元春のクラシックスから最新作まで、幅広い選曲で行なわれた白熱のステージがよみがえる。
――このNHKホールでの最終公演。それまでの盛岡、横浜、千葉での会場とは明らかに違い、開演前から会場に立ち込めていた熱気、始まってからの歓声やエール、バックを務める
THE HOBO KING BANDの演奏、何もかもが“今日は特別な日”という気合いに満ち溢れていた。公演は1部と2部に分かれて行なわれ、1部はデビュー・アルバムの「バック・トゥ・ザ・ストリート」で幕を開け、「ソー・ヤング」「ハッピーマン」「インディビジュアリスト」など、往年の元春クラシックスが中心。2部は最新作が、ほぼ曲順どおりに演奏され、ラスト「太陽」で見せたステージ上の演出に、思わず涙を見せるオーディエンスも多かったに違いない。さらにアンコールは会場ごとに違った曲が演奏されたようだが、ファンにとって久しぶりの「悲しきレイディオ」がそのハイライト。イントロの印象的なピアノが聴こえると、割れんばかりの歓声に包まれていた。
パッケージは2枚組DVDとなり、1枚目はNHKホールでの最終公演の模様を収めたライヴディスク、2枚目はレコーディング・ドキュメントを中心として、「レイナ」「遠い声」「恋する我が家」3曲の撮りおろしクリップが収録される模様。パッケージにはライヴ写真集も付くとのこと(UM・品番未定 \5,800(税込))。
これまでの色々なことがオーバーラップしたのか、思わずステージ上で号泣してしまったほどだった最終公演のラスト、名曲「SOMEDAY」は果たして収録されるのか、そしてどの楽曲が収録されるのか、ファンは今から楽しみ。