日本でもかつて、キャッチーでメロディアスなパワー・ポップ風ロック・チューンの名曲「ヘイ・ナウ・ナウ」がヒットを記録した米カリフォルニア出身の双子ユニット、スウォール360（Swirl 360）。DENNY、KENNYと1文字しか違わない名を持つスコット兄弟によるスウォール360は、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー、ザ・ポウジーズのケン・ストリングフェロー、元ジェリーフィッシュのロジャー・マニングといった豪華ゲスト陣が参加してことでも話題となったアルバム『アスク・エニバディ』(写真は日本盤のもの)で98年にデビュー。双子ならではの絶妙なハーモニーと、チープ・トリックやバッドフィンガーといった70年代の音楽から影響も感じ取れる爽やかなサウンドで人気となりましたが、残念ながら、その後の活動は停滞。しかし、ついにその彼らが約7年ぶりとなるニュー・アルバムを引っ提げて、シーンに復帰することに！

　どうやら、これまでのデュオ形態ではなく、新たにベースとドラムスを迎えた4ピースのバンド形態となっての復活となるそうで、アルバムには前作に続いての参加となる元ジェリーフィッシュのロジャー・マニングをはじめ、トーリーズのJJ FarrisやLAのセッション・ギタリストTim Piercらがゲスト参加している模様。アルバムには先行シングル「California Blur 」を含む全13曲の収録を予定しています。復帰作『California Blur』は、新たに契約を結んだAtenzia Recordsより5月2日(UK)にリリースされる予定。キャッチーでメロディアスなパワー・ポップを好む方はぜひともお聴きください！

●『California Blur』
(01) Oblivion
(02) California Blur
(03) Chemical (My True Love)
(04) Perfect Day
(05) See You Around
(06) Blindside
(07) Runaway
(08) Nothing Left
(09) My Mistake
(10) One And Only
(11) Postcard (Wish You Were Here)
(12) Light Shine
(13) Okay