2005/05/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
元
ピンク・フロイドの
ロジャー・ウォーターズが15年以上の月日を要して制作していた、フランス革命を題材にしたオペラ作品
『Ca Ira』がついに完成を迎えた模様です。
『Ca Ira』は、作家であり叙情詩人でもあるEtienne Rhodagilとその夫人Nadineが共同で執筆したフランス革命を題材にしたオペラの台本を元に、ロジャー・ウォーターズが89年ごろからオーケストラ・スコアを書き始めたもの。Nadineの死去によりその制作が中断されたこともありましたが、97年ごろより再びリック・ウェントワースとともに制作を再開し、ついに完成をした模様です。
オペラと言っても、ロック・オペラではなく、オーケストラのために書かれたクラシック・スタイルのオペラで、“現代に通用するオペラ”として制作。生演奏の計画は現在までのところ予定されておらず、まずはパッケージ作品としてリリースされる予定です。リリースされるのは、SA-CDハイブリッド(2枚組)と制作の舞台裏などを収めたドキュメンタリーDVDのセットで、USにて9月27日を予定。なお60ページにも及びブックレットも付属される模様です。