エリオット・スミス 2005/10/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
多くのファンを悲しみに浸らせた訃報から早2年。90年代を代表するシンガー・ソングライターであった
エリオット・スミスへの追悼として、彼の楽曲が使われている映画3作品が上映されるというイベント“没後2年 エリオット・スミス追悼上映 fragments of Elliott Smith”が、彼の命日である10月21日に
池袋シネマ・ロサにて開催されます!
彼の魅力をスクリーンから感じ取ってもらえればと考え企画された本イベントにて上映されるのは、
『サウスランダー』『僕たちのアナ・バナナ』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の3作品。どの作品も映画そのものの評価が高い作品ですので、彼への思いを胸に抱きつつ、映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、これとは別に、彼をリスペクトするインディーズ・アーティストによるトリビュート・アルバム『To: Elliott, From: Portland』も来年2月7日(US)に発売される予定。本作は、米オレゴン州ポートランドのインディ・レベル Expunged Recordsから発売されるもので、ポートランド時代にエリオットのルームメイトであったSean Croghanを中心に企画された作品とのこと。こちらもエリオットのファンならお忘れなく!
なお、追悼イベント、トリビュート盤ともに、収益金の一部はElliott Smith Memorial Fundへと寄付されることになるそうです。
●没後2年 エリオット・スミス追悼上映〜fragments of Elliott Smith〜
日時:10月21日(金)
上映開始:23:00
チケット:前売/?2,000、当日/?2,300
場所:池袋シネマ・ロサ
【上映作品】
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『サウスランダー』(2001年・アメリカ)
Beck、
ベス・オートンなど音楽/映画/アートのシーンにて活躍するアーティストたちが多数出演している、スティーヴ・ハンフト監督映画。監督とエリオットは友人で、エリオット主演の短編『strange parallel』もスティーヴ監督作。エリオット本人もローディー役で劇中に少しだけ登場し、またエンドロールで流れる「splittville」をこの映画のために書き下ろしています。
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『僕たちのアナ・バナナ』(2000年・アメリカ)
演技派俳優
エドワード・ノートンの初監督作品。「pitseleh」が劇中で使われている。
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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年・アメリカ)
マット・デイモン、
ベン・アフレックを世界的に有名した、1997年度アカデミー賞脚本賞受賞作品。ガス・ヴァン・サント監督の依頼により、この映画のために書き下ろした曲「Miss Misery」などが劇中で使われている。
●トリビュート・アルバム『To: Elliott, From: Portland』
≪収録予定曲≫
(01) The Decemberists - Clementine
(02) Helio Sequence - Satellite
(03) The Thermals - Ballad of Big Nothing
(04) Crosstide - Angeles
(05) Amelia - Between the Bars
(06) Dolorean - The Biggest Lie
(07) Sexton Blake - Rose Parade
(08) Swords - I Didn1t Understand
(09) Sean Croghan - High Times (previously unreleased track)
(10) Lifesavas - Happiness
(11) Jeff Trott - Wouldn1t Mama Be Proud
(12) Society of People of Ambiance and Elegance - Speed Trials
(13) To Live and Die in LA - Kings Crossing
(14) We Are Telephone - Division Days
(15) Eric Matthews - Needle in the Hay