1990年代後半〜2000年代の日本を代表するトラックメイカーのひとり、
nujabes(ヌジャべス)こと瀬場 潤。彼が2月26日深夜に交通事故のため急逝していたことが、3月18日主催レーベル“hydeout productions”オフィシャル・ブログにて明らかに。36歳の誕生日を迎えたばかりだったとのこと。
nujabesはヒップホップを軸にしながら、ジャズ、ノンビートを横断するオーガニックなサウンドを独自解釈で確立。
FIVE DEEZ(ファイヴ・ディーズ)らCounter Flow周辺とリンクしながら、ヒップホップに留まらないファン層にまで響く新たなビート像を提示していました。
FAT JON(ファット・ジョン)と共に参加したアニメ『サムライ・チャンプルー』サウンドトラックや、
Shing02との共作による“Luv Sic”シリーズ(写真)など、後世にまで語り継がれるであろう名作を多数遺しています。
hydeout productionsでは、彼がスタジオに残したままの未発表音源を、今後何らかの形でリリースする予定とのこと。
未来ある才能の突然の悲報、残念でなりません。心よりご冥福をお祈り致します。hydeoutオフィシャル・ブログにも書かれているように、これからも彼の作品を大切に聴いてゆくことにしましょう。