2017年に控えるジャズ誕生100周年に向けて、その偉大な歴史が生んだ名曲スタンダードを、現代のトップ・プレイヤーによる演奏で楽しむことの出来るイベント〈JAZZ@HALL(ジャズ・アット・ホール)〉が、関東圏中心に展開しているレコードショップ「ディスクユニオン」の主催によりスタート。記念すべき第1回は5月1日(日)に東京・渋谷 文化総合センター大和田・伝承ホールで行なわれます。出演は、
山本 剛(p)、
大西順子(p / 写真)、
小林 桂(vo)、
栗林すみれ(p)、石若 駿(ds)など総勢10名で、3部構成のトリをつとめる大西は6月リリース予定の
菊地成孔プロデュースによるニュー・アルバムから新曲をいち早く披露する予定です。
開演15:30、終演19:00予定と、日曜の昼下がりから夕暮れまでを心地よく彩る〈JAZZ@HALL〉。開催に先駆け、オフィシャル・サイト(
jazz-at-hall.somethincool.net)ではコンサートで演奏してほしい曲のリクエストを募集しており、3月31日までの中間集計での1位は「ワルツ・フォー・デビイ」に。コンサートでこの曲を演奏する栗林すみれは「曲自体が美しく、多くのリスナーが親しみやすいのはもちろんなのですが、ミュージシャンの中にもこの曲をきっかけにジャズの世界に入ったという人も沢山いるほどプレイする側にも魅惑的な曲です。大好きなビル・エヴァンスに尊敬を込めて演奏します!」と、その意気込みを語っています。