東京交響楽団ソロ・コンサートマスターの
大谷康子が、2016年3月31日付で契約期間満了を迎え、同楽団を退団。退団後は同楽団初の“名誉コンサートマスター”に就任します。
大谷は1995年4月、東京交響楽団コンサートマスターに就任。2007年4月からはソロ・コンサートマスターとして計21年間活躍しました。たしかなリーダーシップでオーケストラを率い、歴代コンサートマスターの中でも最長の期間を務め、ソリストとしても同楽団主催公演へ計28回出演しました。
大谷の功績を称えて今回贈られる“名誉コンサートマスター”の称号は、同楽団としては初となるもの。退団後は、ソリストとして国内外のオーケストラとの共演や、ソロ・リサイタルが予定されています。なお、大谷の東京交響楽団主催公演への最後の出演は、2016年3月26日(土)第638回定期演奏会(※完売)、2016年3月27日(日)川崎定期演奏会第54回です。