小澤征爾と
村上春樹、音楽界と文学界のマエストロによるベストセラー対談本
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社)に登場する楽曲を集めたCD
『「小澤征爾さんと、音楽について話をする」で聴いたクラシック』(UCCD-4800〜2 税込3,000円)が4月24日にリリースされます。
2011年11月に発売以来、クラシック・ファンのみならず、多くの人々に読まれ続けている対談本『小澤征爾さんと、音楽について話をする』。村上春樹の膨大なLPコレクションを次々聴きながら、小澤征爾が録音当時の様子を振り返って語るエピソードは、多くの読者の心をわしづかみにしました。
ふたりが聴き、語り合ったさまざまなレコードから、とくに印象的だったものを集めたのがこの3枚組CD。
グレン・グールドと
レナード・バーンスタインによる一触即発の
ブラームスや、
内田光子や
ルドルフ・ゼルキンによる
ベートーヴェンのピアノ協奏曲、小澤征爾が劇的な復活を遂げた2010年のNYライヴ、
ボストン交響楽団と
サイトウ・キネン・オーケストラを比較した
ベルリオーズや
マーラーなど、ふたりが実際に耳にした録音を集め、読者もふたりの話をより親密に感じることのできる内容になっています。
さらにブックレットには、村上春樹書き下ろしによるライナーノーツを掲載。ファンならずとも必聴&必読の一枚です。