ポーランドに生まれ、現在もっとも独自性の高い活動を展開しているピアニストのひとりである
ピョートル・アンデルシェフスキ(Piotr Anderszewski)が、ピアノを弾きながらオーケストラを指揮する“弾き振り”による
モーツァルトのピアノ協奏曲集の第3作『
モーツァルト: ピアノ協奏曲第25番, 第27番』(WPCS-13746 2,600円 + 税)を1月31日(水)にリリース。
アンデルシェフスキは「モーツァルトの協奏曲ではピアノ演奏をしながら指揮をしたいと思います」と語り、「ピアノはオーケストラとつねに対話を交わし、影響し合っています。第25番は堂々として、複雑で洗練されている。第27番はモーツァルトの最後のピアノ協奏曲で、長調なのですが、私には裏側に信じられない悲しみを感じます。その深い音楽はいつも感動を覚えます」とモーツァルトのピアノ協奏曲についてコメントしています。
なお、3月17日(土)に東京・錦糸町 すみだトリフォニ―ホール、3月18日(日)には東京・銀座 ヤマハホールにて来日公演も開催。すみだトリフォニーホール公演は“オール・
バッハ・プログラム”、ヤマハホール公演はモーツァルトや
ショパン、
ヤナーチェク、
シューマンらの作品が予定されたピアノ・リサイタルとなっています。