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フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンのデュエット曲がCD化、クイーン初のラブ・ソング集に収録

クイーン   2014/09/22 16:01掲載
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フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンのデュエット曲がCD化、クイーン初のラブ・ソング集に収録
 世界的ロック・バンド、クイーン(Queen)の“愛”の歌を収録した初のラブ・ソング集『クイーン・フォーエヴァー〜ベスト・オブ・ラヴソングス』が11月12日(水)に発売。本作には、フレディ・マーキュリーマイケル・ジャクソンによる幻の未発表デュエット曲「生命の証」(原題: There Must Be More To Life Than This)が収録されます。

 「生命の証」は、もともとフレディがクイーンのアルバム『ホット・スペース』(1981年)用に書き、バンドはバッキング・トラックをレコーディングしたそうですが、完成を見ることはなかったもの。

 その後、フレディはLAにあるマイケルのホーム・スタジオを訪ね、マイケルの歌でこの曲をレコーディングしたものの、こちらのヴァージョンも未完成に終わっています(結局「生命の証」は1985年、フレディのソロ・デビュー・アルバム『ミスター・バッド・ガイ』に収録)。

 今回アルバムに収録される「生命の証」は、クイーンによるオリジナルのバッキング・トラックと、フレディ&マイケルのヴォーカルを融合させたもので、マドンナロビー・ウィリアムズのプロデューサーとして知られるウィリアム・オービットが、プロデュースとリミックスを手がけています。オービットは、「長年の知り合いだったロジャーから、“この音楽的な冒険に参加しないか”という電話がかかってきたんだ。自分のスタジオではじめて聴いたときは、最高のミュージシャンたちが遺してくれた宝箱を開けたような気分だった。とくにマイケル・ジャクソンのヴォーカルは、とても鮮明で、とてもクールで、心に迫ってきた。まるでたった今、スタジオで歌っているような感じがしたんだ。ミキシングの卓でフレディのソロ・ヴォーカルを聴いたときは、彼の才能に対する畏敬の念がますます高まったよ」と、コメント。

 ブライアン・メイロジャー・テイラーが選曲、「大ヒットというよりも、僕らの成長をよく表わしている曲」(ブライアン・メイ)を集めたという『クイーン・フォーエヴァー〜ベスト・オブ・ラヴソングス』は20曲入りの1CD版、及び36曲を収録した2CD版の2形態が用意され、フレディ&マイケルのデュエット曲のほか、未発表曲「Let Me in Your Heart Again(レット・ミー・イン・ユア・ハート・アゲイン)」やフレディのソロとして発表されたヒット曲「Love Kills(ラヴ・キルズ)」をブライアン&ロジャーがバラードに仕上げたヴァージョンなどが収録。iTunesではアルバムの先行予約がスタート、予約すると「ラヴ・キルズ(Love Kills)」をその場でダウンロードすることができます。

フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソン

Photography by Neal Preston.(C)Queen Productions Ltd.
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