ニュース

ランブリン・ジャック・エリオット37年ぶりの来日! 日本人アーティストからのコメントも到着

ランブリン・ジャック・エリオット   2011/03/08 14:39掲載
はてなブックマークに追加
 孤高のフォーク・シンガーにして、今なお現役で歌い続ける生きる伝説、ランブリン・ジャック・エリオット(Ramblin' Jack Elliott)が37年ぶりとなる来日公演を行ないます。公演日程は、4月22日(金)横浜・サムズアップ公演、24日(日)東京でのウォッチング・ザ・スカイ 2011出演、25日(月)京都・磔磔公演が予定されています。

 フォークの神様ウディ・ガスリーとともに放浪の旅をして暮らした唯一の継承者であり、若き日のボブ・ディランに絶大な影響を与え、ディラン自身が「ジャック・エリオットの息子」と公言するほどの、アメリカン・フォーク・ミュージック・シーンにおける最重要人物。

 今年80歳を迎える現役ミュージシャンの奇跡とも言える今回の来日に、日本人アーティストからのコメントも続々と寄せられています。

 もう二度とないかもしれない“伝説”を生で体験できる奇跡の一夜。お見逃しなく!

 なお来日を記念して、レッド・ホット・チリ・ペッパーズフリーウィルコのネルス・クラインらも参加した2006年のアルバム『アイ・スタンド・アローン』が国内盤化! 4月27日にリリースされます。2009年の最新作『ア・ストレンジャー・ヒア』とともにこちらもお聴き逃しなく!


ランブリン・ジャック・エリオット 祝・来日!
ここ数年で最も聴いていたCDはランブリン・ジャック・エリオットでした。ジョー・ヘンリーのプロデュースは音楽仲間の話題ともなり、素晴らしい演奏に乗ったエリオットのリラックスした歌は年齢を感じさせない瑞々しさがありました。この時期、ぼくはチャップリンのモダンタイムスなどで「貧困の豊かさ」に魅了されていましたが、このアルバムが不況時のブルースというテーマだったので、そのことでも大いに共感したのでした。
(細野晴臣)

最近すごくジャックに会いたくなっていた。09年5月、マディソンスクエア・ガーデンでのピート・シーガーの90才を祝うコンサートでジャックの歌う姿をちらっと見てはいたけど、それ以外はニューヨークには歌いに来ていなかったから。そんな矢先、サムズアップの佐布さんから一緒にライブをしないかと誘われて、気持ちが通じたようですごくうれしかった。
ジャックは今だにぼくの歌「夢のカリフォルニア」の中のジャックなのだ。
(友部正人)

40年前、コアなフォークキッズはこぞってジャック・エリオットを聴き、そして心酔した。
私もそのひとりであり、‘73年に日本でステージを共に出来たことは、今でも貴重な財産だと思っている。前年、渋谷の路上でサインをねだった私も、当時のジャックより歳をとってしまった。その間彼は唄を忘れることはなかった。よもや日本で再びジャックに会えるとは……今のジャックを聴ける至極の時を向かえることができるとは、なんとありがたいことか。
(なぎら健壱)

ジャックが聴ける?
凄い!本物のフォークソング。渋い!ファンキー!グルーヴィー!!
歌もギターも、79歳のパフォーマンス、これが最後の来日だよねきっと。
見逃すわけにはいかない。
(小室 等)

クリント・イーストウッド監督の映画に『グラン・トリノ』という傑作がある。
人生が終わるのをただ待っていた老人が、ふとしたことで知り合った少年のために命まで落とす。見終わって「う〜む。これはブルースだなぁ」と思った。
まるで「ランブリン・ジャック・エリオットだなぁ」と唸った。渋いとか。いぶし銀とか。
では決してなく。年を重ねた老人の過激さ、凄み、そして壮絶な優しさみたいなものが、ぐんぐん伝わってくる。ジャック・エリオットの歌にまったりと漂う、アメリカ音楽の神髄。
ぐんぐん伝わってくる。やっぱり、すごいなぁ、このひと。
日本で聴けるなんて、ホント奇跡だよ。
(鈴木惣一朗/ワールドスタンダード)

<ランブリン・ジャック・エリオット 来日ツアー2011>
●横浜公演
日時:2011年4月22日(金) 19:00 Open / 20:00 Start
会場:サムズアップ(横浜市西区南幸2-1-22 相鉄Movil3F)
出演:ランブリン・ジャック・エリオット、友部正人
チケット:前売7,000円+オーダー
問い合わせ:サムズアップ(電話:045-314-8705)

●東京公演:ウォッチング・ザ・スカイ 2011
日時:2011年4月24日(日) 13:00 Open / 13:30 Start
会場:上野水上音楽堂(東京都台東区上野公園)
出演:ランブリン・ジャック・エリオット、曽我部恵一、アン・サリー、おおはた雄一、オーヴァー・ザ・ライン
チケット:前売6,000円(全自由/整理番号付/再入場可)
ウォッチング・ザ・スカイ 公式サイト:
http://www.wts-fes.com/

●京都公演
日時:2011年4月25日(月) 18:00 Open / 19:00 Start
会場:磔磔(京都市下京区富小路仏光寺下がる)
出演:ランブリン・ジャック・エリオット
チケット:前売7,000円+オーダー
問い合わせ:磔磔(電話:075-351-1321)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015