その先駆けとなった、らっぷびとのメジャー・デビューから早2年。無限に広がるインターネット特有の自由な発想、才能を持つアーティストを生みだし、今も人気動画投稿サイト等で盛り上がりをみせている“ネットラップ”。独自の世界としてあまり知られることのなかったネットラップ界で活躍しているアーティストが、音楽（日本語ラップ）に対する新しいアプローチ方法として、トラックメイカー、ラッパー、参加アーティストのすべてが今、現在ネットに曲を投稿し続けている100％インターネット・ミュージック、ネットラップで構成されたコンピレーション・アルバム『NET WORKS vol.1』が10月20日に発売されます。

　本作ではシリーズ・テーマとしてトラックメイカーを2人ピックアップし、トラックメイカーごと交互に曲が収録されています。注目のトラックメイカーは、らっぷびとの「When They Cry」「basic stance」を手がけ、サークル「魂音泉」としても活躍中の“K's”、2009年4月にアルバムを発表し7月にデジタル・リリースしたばかりのX-DOPE ENT.から“Jaza document”。

　ラッパー陣もネットラップ初のメジャー・アーティストであるらっぷびとをはじめ、Pentaphonicとしてアルバム、シングルを続けてリリースをした“普通/FUTOO”、ネットラップ創成期から今も現役で活動している“番犬”ほか、注目の若手MCなど、世代やキャリアを超えてさまざまなアーティストが参加しています。注目！