震災の影響で多くのイベントや海外アーティストの公演が中止となっているなか、日本のアニメ・ファンとしても有名なアーティスト、
ラスマス・フェイバー(Rasmus Faber)が来日。
“ハウス界の貴公子”として人気のラスマスは、昨年、<FUJI ROCK FESTIVAL>をはじめ、クラブ・ツアーでも日本全国各地を廻り、今年1月には日本が誇るアニソンをジャズでカヴァーした『プラチナ・ジャズ』シリーズのリリース・パーティをビルボードライブ(東京 / 大阪)で行なうなど、日本との関わりが特に深いアーティスト。
ラスマスは、1年ぶりのニュー・シングル「Good Times Come Back feat. Beldina」、そして約3年ぶりとなるMIX CD
『Rasmus Faber Love:Mixed2』のリリースを4月末に控え、全国6都市で来日ツアーを開催予定でしたが、震災のため、直後に予定されていた名古屋公演をキャンセルせざるを得ない状況に。その後もツアー開催自体を検討していましたが、海外アーティストのイベントが次々に中止になっていく状況を見て、「なんとかしたい」という本人の熱意から開催が実現されることに(名古屋公演に関しても振替公演を調整中)。
ラスマスは自身のFacebookやTwitterでも、
「親愛なる日本の皆さんへ。僕は明日、日本に向けて出発するよ! この10日間、そして今でも僕は深い悲しみに暮れながら、自問自答を繰り返していた。自分には何が出来るのだろう?と。そして、このような状況だからこそ、希望そして音楽が必要だとも思い当たったんだ。様々な事情があるにせよ外国人アーティストの来日公演が次々とキャンセルになったと聞き、“いま日本は危ない!”という外からの一方的なイメージを吹き飛ばすためにも、僕のようなアーティストが日本中をツアーして世界中に“日本は復興に向けて頑張っている”ことを伝える必要がある。そして、音楽を通じて、日本にいる皆さんが希望、そして喜びを少しでも感じてくれることができたなら、これ以上嬉しいことはないよ。各地で皆さんと会えることを楽しみにしています!」と、来日公演の開催と日本のファンへメッセージをおくっています。
来日中の
NE-YOをはじめ、世界中の様々な海外アーティストたちによるサポートの輪が広がっている現在。まだまだ不安定な状況が続く中、日本に対する想いを胸に来日したラスマス・フェイバーのツアーは今週25日の京都を皮切りにスタートします!