RHYMESTER 2009/11/30掲載(Last Update:10/06/17 16:45)
ヒップホップ界のカリスマ、
Rhymesterが昨日11月29日、JCBホールにて20周年記念ライヴ〈R-20 〜RHYMESTER 20th. Anniversary〜〉」を開催しました。チケットは発売と同時に即完になり、全国から集まった3,000人は開演前から大興奮! 冒頭では、日ごろから親睦の深い
クレイジーケンバンドの
横山剣が登場し、20周年を祝してRhymesterに記念品の授与がなされ、会場は大いに盛り上がりました。
ライヴの最後には4年ぶりとなる7枚目のオリジナル・アルバムのリリースを発表。その名も『マニフェスト』!! 2010年2月3日にリリースされます。
20周年記念ライヴはユーモアに富んだ2部構成になっており、1部では、Rhymesterをリスペクトする
COMA-CHI、
TARO SOUL &
KEN THE 390、
サイプレス上野&ロベルト吉野らの若手アーティストや、
Mellow Yellow、
DABOなど友好の深いアーティストが参加して、トリビュート楽曲を披露。その後Rhymesterとの面白トークが繰り広げられました。
2部は、Rhymesterのライヴ・パートとなっており、新曲はもちろん、これまでに彼らが残した名曲「R.E.S.P.E.C.T.」や「ザ・グレート・アマチュアリズム」、横山剣との「肉体関係 part2 逆featuring クレイジーケンバンド」、そして故・
忌野清志郎とのフィーチャリング楽曲「雨上がりの夜空に35」が忌野清志郎の映像とのコラボレーションによって再現されると、会場は大いに沸き、まさに“KING OF STAGE”という名にふさわしい圧巻のライヴを披露しました。
アンコールでは10月14日にリリースされた「ONCE AGAIN」のリミックス・ヴァージョンが
ZEEBRA、
TWIGGY、DABOらの豪華ゲストの参加により、初披露されました。この「ONCE AGAIN Remix feat. DABO, TWIGY, ZEEBRA」はアルバム『マニフェスト』の初回盤のみ収録されます。
Rhymesterは2007年3月の日本武道館公演を機に活動を休止していましたが、2009年の夏、〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009〉や〈SUMMER SONIC 09〉などフェスティバル・コンサート7公演に出演して活動再開を果たしました。
活動休止中に、
Mummy-Dは、ギタリストの竹内朋康と組んだユニット・
マボロシで2枚のアルバムを発表したほか、
椎名林檎の最新アルバム『三文ゴシップ』で大々的にフィーチャーされ話題を集めたことで知られ、最近では
スガ シカオのシングル「はじまりの日feat.Mummy-D」に参加。
宇多丸は、その巧みな話術と鋭い批評眼はTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』を通じて広く評価されています。そして、
DJ JINは渋谷の人気クラブNUTSのコンピレーション『this is...』の総監修、COMA-CHIや
FUNKY MONKEY BABYSへの楽曲提供など、プロダクションスキルにさらに磨きをかけてきました。個々の活動が多くの話題を集める中、10月14日には約3年半ぶりのシングル「ONCE AGAIN」をリリースし、結成20周年にして自身最高のオリコン15位を記録。そんなノリにノっているRhymesterのオリジナル・アルバム『マニフェスト』。今から大きな期待が集まります!