ボブ・ディラン、
ザ・ローリング・ストーンズ、
エリック・クラプトンら、多くのロック・アーティストに強い影響を与え、『ローリング・ストーン』誌が選んだ“史上最大のギタリスト100人”では5位に輝いた伝説的ブルースマン、
ロバート・ジョンスン(Robert Johnson)。2011年に生誕100年を迎えた彼の“真実”を明らかにする、新刊
『RL−ロバート・ジョンスンを読む』(日暮泰文著 / Pヴァイン・ブックス)が絶賛発売中です。
本書は、今も世界中で歌い継がれているロバート・ジョンスンが残した29曲の音楽的な分析だけでなく、ロバートが生きた20世紀前半のアメリカ南部社会、その背後にあった西洋文化とアフリカ文化にまで視野を広げ、これまでにない視点から彼の世界を読み解いています。
著者は数次に及ぶ米南部取材旅行を行ないブルースの本質へ肉迫、その成果によって、これまで語られることのなかった“ロバートの革新性”を本書で指摘。「十字路で悪魔に魂を売り渡し、その引き換えにテクニックを身につけた」という、あまりにも有名な“クロスロード伝説”の真意をえぐる一冊です。なお、初版にはロバート・ジョンスンの世界をより深く理解するためのCD(20曲入り)も付属されています。
ロバートからの多大な影響を公言する
山崎まさよしも自身のレギュラー・ラジオ番組にて取り上げ、
シーナ&ロケッツの
鮎川 誠も絶賛をおくる『RL−ロバート・ジョンスンを読む』。ぜひご一読を。