アフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した、実在の日本人医師をモデルに作られた、
さだまさしの名曲「風に立つライオン」(1987年)。この曲に感銘を受けた俳優・
大沢たかおの熱意に応え、さだ自らが同名小説を書き下ろし、大沢を主演に
石原さとみ、真
木よう子ら豪華キャストが集結、
三池崇史を監督に迎え見事、映画化が実現。映画『風に立つライオン』は3月14日(土)公開です。
また映画化にあたり、さだはエンディングで流れる同曲を28年ぶりに再録。「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」として、2月18日(水)よりレコチョクで独占先行配信がスタートします(ほか配信サイトでは25日より配信)。なお、配信の売り上げの一部は、1995年にさだが立ち上げた「NPO法人ピーススフィア貝の火運動」基金を通じて、小児病院をはじめとする、ケニアのさまざまな医療施設などに寄付されます。
レコーディングが行なわれたのは昨年12月。オリジナルのイメージを大切にするために、今回もアレンジはオリジナル同様、さだの盟友・渡辺俊幸が担当。雄大なアフリカの景色を描くために49人編成のフル・オーケストラが招集され、エンディングに流れる「アメイジング・グレイス」には、アフリカの大地を感じさせる壮大なコーラスが入りました。
当初、映画のためにオリジナル(8分51秒)を短くすることを目的に再録されたそうですが、28年かけて積み重なった想いがあふれ、結果的にはオリジナルを超える“9分37秒”にもおよぶ大作が完成。映画にはフル・コーラスで収録され、ストーリーをよりいっそう盛り上げます。