“成長期限定ユニット”こと、
さくら学院が3月25日(日)、東京・日本橋三井ホールでイベント<さくら学院 2011年度 卒業 〜旅立ち〜>を開催。この日の17:30からの公演を最後に、中等部3年の武藤彩未、三吉彩花、松井愛莉がグループから“卒業”。“教室エンターテイメント”というコンセプトにふさわしい数々の演出に加え、現メンバーでのラスト・ライヴという特別な1日となりました。
ライヴはまず、ポジティヴな気持ちに溢れたアップ・チューン「FLY AWAY」「チャイム」からスタート。晴れやかな笑顔と元気いっぱいの歌声、さらなる成長を感じさせるダンスがステージを華やかに彩っていく。この2曲だけで、彼女たちのパフォーマンスが確実に進化していることがまっすぐに伝わる! 「12人の集大成を見せるつもりで、できる限りがんばります!」という生徒会長・武藤の挨拶を挟み、部活動(グループ内ユニット)コーナーへ。Twinklestars(バトン部)、ミニパティ(クッキング部)、Sleepiece(帰宅部)、SCOOPERS(新聞部)、
BABYMETAL(重音部)がそれぞれ個性的なパフォーマンスを披露。
2010年から11年までの活動を振り返るVTR、メンバー全員の合唱からはじまった「School days(合唱Ver.)」、卒業生3人による「3.a.m.」から、ライヴは少しずつ卒業式モードに。「さくら学院の曲とはぜんぜん違っていて、ダンスもカッコいい!」(中元すず香/中2)という感想に対して、松井が「最初は3人だけで大丈夫かなーって思ってたんですけど、すごく楽しくできました!」と答えながらも“彼女たちが一緒にステージに上がるのもこれが最後”そんな寂しさがゆっくりと広がっていく。
フォークダンスを取り入れた2ndシングル「ベリシュビッッ」によって、ライヴはクライマックスへ突入。まっすぐでピュアなヴォーカル&コーラス、次々とフォーマットを変えながら繰り広げられるダンス・パフォーマンス。さくら学院のテーマソングとも言える「message」の際には、すでに涙ぐんでいるメンバーも……。
本編終了後は、ついに卒業式へ。“校長”の
倉本美津留(演出家、放送作家)が、小学校を卒業する菊地最愛、田口 華、水野由結、そして、武藤、三吉、松井へ卒業証書を手渡す。さらに在校生代表の中元が「みなさんは本当のお姉さんのように私たちの大きな支えと、確かな手本になってくださいました」と送辞を述べ、武藤が「ステージの上で、みんなと心が一つになる瞬間が大好きでした」「私たちは、自信を持って、この学校は日本一、いや、世界一ステキな学校だって言うことができます」と答辞を読み上げると、メンバー全員が号泣。会場は大きな感動で包まれました。
アンコールでは涙を拭き、清々しい表情で「旅立ちの日に〜J-MIX〜」「See you...」を力いっぱい披露。最後に卒業生の3人が「言葉には表せないほど、感謝でいっぱいです」(松井)、「忘れられない2年間になりました。ファンのみなさん、やさしく、温かく接してくれて、ありがとうございました。大好きです!」(三吉)、「これはお別れではありません。私たちは自分の夢に向かって旅立ちます!」(武藤)と挨拶し、記念すべきライヴを終えました。
なお、きたる5月6日(日)には、かつてさくら学院が初単独ライヴを行なった横浜・赤レンガ倉庫3Fホールにて2012年度の幕開けとなるイベントが開催決定! 詳しくはオフィシャル・サイト(
www.sakuragakuin.jp)へ!