『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』『破裏拳ポリマー』に続く、タツノコ・ヒーローもの第4弾作品、TVアニメ『宇宙の騎士テッカマン』が放送40周年を記念し、16ミリネガフィルムからのHDリマスターによる高画質で
Blu-ray BOX化。5月27日(水)に発売されます。
監督は前半を
笹川ひろし(『タイムボカンシリーズ』)、後半を
鳥海永行(『科学忍者隊ガッチャマン』)が担当。舞台である宇宙の無重力を表現するため、慣性を活かしたアクション、エアーブラシを使用した特殊効果、『タイムボカン』と同じくスキャニメーションによる画像変形技術をオープニングに採用。また、無重力状態を表現するために宇宙空間でテッカマンに“トォー”などの特徴的なエコー音声で空間の広がりに工夫を凝らした、意欲的な作りとなっている『宇宙の騎士テッカマン』。当時大ヒットしていた「日本沈没」「ノストラダムスの大予言」などの週末ブーム、公害などの社会問題など、さまざまなテーマがストーリーに絡められたシリアスな作風も秀逸。また本作は、1年間の放送を予定しながら半年で打ち切られた未完の作品でもあり、最終回の衝撃的な終わり方は話題を呼びました。
今回の Blu-ray BOXは全26話をBlu-ray4枚に収録するほか、新たに編集した「宇宙の騎士テッカマン」BGM集(MEテープマスターより)も特典CDとして同梱、デジパック・外箱付きの豪華仕様が実現。パッケージは須田正己が描き下ろし、16ページの解説書を封入。解説書には、プロデューサーの
九里一平と録音ディレクターの
本田保則のインタビューが収録されています。
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