2月4日(金)、<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー 〜ありがとう100万人〜 FINAL(凸)>が東京JCBホールで開催され、「ニコニコ動画」で人気のシンガーやダンサーをはじめ、チェーンソー・アーティストや古典芸能“手妻”の継承者・藤山晃太郎などが姿を見せ、バラエティに富んだパフォーマンスで観客を魅了しました!
このイベントは、12月から全国を巡ってきたライヴ・イベント<ニコニコ大会議>ツアーのファイナル2DAYSの初日。ライヴの模様は「ニコニコ生放送」で中継され、14万人以上の視聴者から42万件近くのコメントが書き込まれるなど、ネット、リアルともに大きな盛り上がりとなりました。
ライヴ・パートへ突入するや、暗転した会場に静かに鳴り響いたのは、ニコ動の「時報」をピアノ・アレンジした「時報によるロマンス」。遊び心あふれるこの楽曲を演奏するのは、高い演奏力と表現力に定評のある「ピアニート公爵」!
続いて、先日千秋楽を迎えたばかりの<ニコニコミュージカル 東方見聞録>に出演していた「ぽこた」「蛇足」「やまだん」「野宮あゆみ」「百花繚乱」の5人が登場。ぽこたのかけ声と同時にほかの出演者もステージに姿を見せ、全員合唱での「ぼくとわたしとニコニコ動画」で開幕!
ここからは各パフォーマーがコラボしたスペシャル・ステージへ。まず歌い手の「MARiA」が踊り手の「ただのん」「今岡さん」「暴徒」「13」「けいたん」「めろちん」とともに「ブラック★ロックシューター」を歌うと、「鋼兵」が「王族BAND(ティッシュ姫・海賊王)」の演奏で「ショットガン・ラヴァーズ」を熱唱。さらに「湯毛」「やまだん」といった熱い歌声で人気の歌い手が続々登場し、「レスキューファイアー」、「ワールズエンド・ダンスホール」などの人気曲でさらに会場を盛り上げていく。
……と、ここでステージの雰囲気が一変! おどろおどろしい雰囲気の中、登場したのはチェーンソー・アーティストとして人気の「ジェイソンさん」。その肩書きの通り、チェーンソー一本で丸太から精巧な彫像を造り出す職人。
今回はその驚異的なパフォーマンスをステージ上で実際に披露。用意された丸太を慣れたチェーンソーさばきで切断していき、あっという間に初音ミクが象られていく。これには会場からも、そしてコメントでも驚きの声が上がっていました。
続いて登場したのは藤山晃太郎。古典芸能“手妻”の継承者である彼が見せるのは、手妻の演目「金輪切」。金属の輪をいくつも使った幻想的かつ華やかなステージに、観客はすっかり魅了されていた様子。
ここで再びピアニート公爵が姿を見せ、十八番とも言える「蒼い鳥」を演奏。再びライヴ・パートがスタート。ニコ動を代表する人気の動画「Bad Apple!!」に合わせて、「13」「暴徒」「恐怖。」「TAKUMA」「隼人」「ひな汰」「あぷりこっと*みぃり」といったダンサー陣がキレのあるステージを披露すれば、これに負けじと「ぽこた」が「Episode.0」、そして「トラウマキャバ嬢」を歌い踊る。
「のある」がしっとりとした大人の雰囲気を漂わせながら「S・K・Y」を歌い上げれば、「野宮あゆみ」がロック・ナンバー「曽根崎心中」で会場のテンションを一気に引き上げ、さらに「蛇足」が「呼吸」を、
赤飯が「骸Attack!」を、Geroが「Mirror」を歌い、最後には再び「MARiA」が登場して「とくP」と共に「SPiCa」を披露。伸びやかな声を会場全体に響かせました!
アンコールでは「ぽこた」と踊り手全員による「LOVEどっきゅん」、そして出演者全員で「真赤な誓い」を合唱し、ニコ動らしいバラエティに富んだライヴ<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー 〜ありがとう100万人〜 FINAL(凸)>はフィナーレへ!