1990年前後に「Stay」ほかのヒット曲を生み出した、シボーン・ファヘイ(元
バナナラマ)と
マーセラ・デトロイトによる英国のガールズ・デュオ、
シェイクスピアズ・シスター(Shakespear's Sister)。今年になり、シボーンによるソロ・プロジェクトとして復活を果たしたユニットのニュー・アルバムがリリースされます。
シェイクスピアズ・シスターは、マーセラのハイトーン・ヴォイスとシボーンのハスキーなヴォイスが妖しく絡みあって他に類をみないコンビネーションをみせていたユニット。結成は1988年で、デュオとしては『セイクリッド・ハート』(1989年)と『ホルモナリー・ユアーズ』(1992年/写真)という2枚のアルバムをリリース。その後、マーセラの脱退を機に、シボーンはユニット名から「'」を取ったShakespears Sisterとして新たな活動を開始するものの、1996年に同名義での活動は一旦終了となります。
2004年に、お蔵入りしていた3rdアルバム『#3』(1995年前後録音)が発売されるなど、再評価の機運が徐々に高まるなか、今年になりシボーンがShakespears Sisterとして活動を再開。同名義では、およそ14年ぶりの録音作となる復活アルバム
『Songs From The Red Room』をリリースして、シーンに復帰を果たします。
アルバムはリミックス・ヴァージョンを含む全14曲入り。発売は英国にて11月16日。
ユニットのMySpaceページでは新曲試聴も実施されていますので、念願の復活作が気になるアナタなら訪れてみては?