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柴田淳、ジャズ界の巨匠・山下洋輔と共演

柴田淳   2009/11/06 15:04掲載
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 11月4日リリースのニュー・アルバム『ゴーストライター』(写真)がアルバム・デイリーチャート初登場7位を記録した柴田淳。そんな彼女が、11月2日、東京SHIBUYA-AXにて〈JAZZ NIGHT with TOKYO FM〉に参加。ジャズ界の巨匠であり世界に活動の場を広げるピアニストの山下洋輔と初の共演を果たしました。

 “世代もジャンルも超えた音楽の新しい出会いがここSIBUYA-AXで生まれる!”というコンセプトをもとに実施されたこのイベント。透明感ある歌声でファンを魅了する柴田淳が織り成す歌の世界。山下洋輔がTHE BIG BANDと繰り広げるスリリングなJAZZ。この異色な2アーティストの融合が最大の見どころとなりました。

 第1部では柴田淳、第2部では山下洋輔 with THE BIG BANDが登場しそれぞれのステージを披露。新進ジャズ・ピアニスト、挾間美帆を中心にしたバンドをバックにした柴田淳は、ニュー・アルバムの先行シングル「Love Letter」からしっとりとスタート。さらにアルバムから「蝶」や「ため息」などの新曲と、代表曲を交えた全5曲を披露。いつにも増した大人の雰囲気のなかで、柴田淳の透き通る歌声が響き渡り、満員の会場を魅了しました。

 THE BIG BANDを従えた山下洋輔は、デューク・エリントンの「スウィングしなけりゃ意味がない」や「カンゾー先生メイン・テーマ」などを披露。ピアノを叩きつけるようにかき鳴らす独特の演奏で、一瞬にしてその場を強烈なグルーヴ感の渦に巻き込み、観客を圧倒しました。

 アンコールでは、いよいよ山下洋輔と柴田淳の共演が実現。山下のピアノだけをバックに柴田の曲「かなわない」をしっとりと聴かせ、最後はBIG BANDも加わり、同じく柴田の曲「メロディ」でスウィング。大盛り上がりで一夜限りのスペシャル・ライヴが終了しました。


※11月4日発売
柴田淳『ゴーストライター』
(VICL-63407 税込3,045円)
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