英国の人気ロック・バンド、
ステレオフォニックス(Stereophonics)の初代ドラマーであるスチュワート・ケーブル(Stuart Cable)が6月7日早朝、ウェールズ南部の自宅で亡くなっているのが発見されました。死因は不明ですが、事件性など不審な点はないようです。40歳でした。
スチュワートは、幼なじみであったケリー・ジョーンズ(vo、g)、リチャード・ジョーンズ(b)とともに学生時代よりバンド活動を行なっており、1997年にステレオフォニックスとして本格的にデビュー。ヴァージン・レコードの創設者であったリチャード・ブランソンが新設したV2レコードの第1弾アーティストとしても話題を集め、デビュー作
『ワード・ゲッツ・アラウンド』(写真)は100万枚を超えるセールスを記録し、また翌年のブリット・アワードで最優秀新人賞を獲得。その後も快進撃を続けていきます。
スチュワートは2003年にバンドから脱退。その後は、テレビやラジオのパーソナリティーとして活躍したほか、近年には自身が率いる新バンド、キリング・フォー・カンパニー(Killing for Company)を結成、デビュー・アルバム『The Lost Art of Deception』を完成させたばかりでした。心よりご冥福をお祈りします。