70年代から80年代にかけて数々のヒットを放った、米オクラホマ出身のファンク・バンド、
ギャップ・バンド(The Gap Band)。同バンドのベース奏者、ロバート・ウィルソン(Robert Wilson)が8月15日、カリフォルニアにある自宅で死去しているのが発見されました。死因は心臓発作の模様。53歳でした。
ロバートは、2人の兄ロニー、チャーリーとともにギャップ・バンドを結成。
スティービー・ワンダーに影響を受けたチャーリーによる繊細なヴォーカル・ワークと、屈強で頑丈なファンク・サウンドで人気を博し、アルバム・チャート9週連続1位を記録した『Gap Band IV』(1982年 / 写真)ほかの大ヒット作を1980年前半に連発しました。
なお、ギャップ・バンドは8月28日に、ローズボール・イヴェント・センターでライヴを行なう予定。ロバートへ捧げるショーとなるようです。
“Godfather of Bass Guitar”としてリスペクトされているロバート・ウィルソン。心よりご冥福をお祈りします。